
親の影響で学生時代から自動車が好きだった私は、大学の求人募集で愛同工業の求人募集を目にして、「ここだ!」と思いました。
運命のような予感は、会社説明会に参加して確信に変わります。愛同工業は、アルミダイカストの鋳造と加工の一貫生産をする企業だと知ったのです。
愛知県に住んでいると車に携わる仕事はたくさんの選択肢がありますが、鋳造と加工という2つの技術を持っているという点に魅力を感じたのです。
そうして2011年に入社した私は、東海工場での勤務を経て2019年から常滑製造課へ配属されます。25年には課長になり、製造全般にまつわる業務を任されています。
まずは「改善」。いろいろな改善がありますが、例を挙げると部品の原価の見直しがあります。ほかにも工場で使っている設備の見直し、材料の見直し、機械のプログラムを変更して製造スピードを早めるなど、改善の仕方はさまざまです。あとは生産進捗の計画、各所への人員補充などが私の仕事です。
役職になると部下も増えるので、部下の育成も仕事の一つです。
班長や課長だった時は工場内の限られたフロアだけを任されていましたが、現在は工場全体を見る立場になったので、責任が増えました。
一方で、課長になるとコストの掛かる改善も任せてもらえるようになり、プレッシャーよりもやりがいを強く感じています。
入社したばかりの頃を振り返ると、言われたことしかできない社員だったなと思います。
そんな自分が成長できたのは、上司から明確に「この仕事は任せたよ」と言われたことがきっかけです。どうすれば任された仕事を上手く完遂できるのか、思考を巡らせるようになりました。
役職に就いた経験も大きいです。任される仕事の範囲が増えると、徐々に視野が広がっていくからです。すると、「上司はこういうことを求めているんじゃないか」という想像力も養われてきて、先回りして動くことができるようになってきました。
自分の場合は、入社して3年目に生産準備室に兼任された経験も大きな成長につながりました。今まで交流のなかった部署で、生産技術の人と話すようになって仕事の幅が広がったんです。
知らないことを知ることは、自分の成長につながるのだと色濃く感じた時間でした。




そういった経験を踏まえて今、自分が成し遂げたいのは職場のより快適な環境づくりです。改善とも言い換えられます。
たとえば、製造した部品の検査をする際に、一箱10キログラムほどもある段ボールを持ち上げ、再び元の場所に戻す必要があります。その負担を減らすために、電動リフトを用いることができないかと検討しています。
この5年ほどで、愛同工業では中小企業とは思えない規模で業務へのロボットの導入が進んでいるのですが、それも社員の負担を減らすため。かつては人力で行っていた製造部品のバリ取りなどの作業も、今では機械でプログラムを組んで自動化することに成功しました。
大変な作業こそロボットに任せようという姿勢やさまざま改善から、愛同工業は社員を大切にしている会社だと心から感じます。
今後は自分が成長し続けることももちろんですが、部下に任せられる仕事の範囲をどんどん広げていきたいと考えています。
私の実体験として、仕事を任せられる環境にあるほうが人は成長する、という実感があるからです。自分が経験してきたことも教えていければ幸いです。
常滑製造課K.Y.
